短距離や400mのトレーニングで、
- 走りに繋がる補強をしたい
- 股関節まわりや体幹を強化したい
- 自宅や短時間でもできる補強を探している
このように考えたことがある方もいると思います。
そんな時に使いやすいのが、チューブやゴムバンドを使ったトレーニングです。
チューブ系の補強は、筋力を高めるだけでなく、走りの動きに近い形で負荷をかけやすいのが特徴です。
この記事では、
- チューブ・ゴムバンドトレーニングの効果
- 短距離選手に向いている理由
- おすすめのトレーニング種目
- 効果を出すためのポイント
を、短距離目線で分かりやすく解説します。
おすすめのチューブ・ゴムバンドはこちらの記事で紹介☟
【短距離】おすすめのトレーニングチューブ・ゴムバンドまとめ|用途別に選び方を解説
チューブ・ゴムバンドトレーニングとは?
チューブやゴムバンドを使ったトレーニングは、ゴムの張力を利用して負荷をかける補強方法です。
ダンベルやバーベルのような重さとは違い、
- 引っ張る方向に応じて負荷をかけられる
- 可動域を意識しながら動きやすい
- 走りに近い動作を作りやすい
といった特徴があります。
そのため、短距離選手にとっては、筋トレと動きづくりの中間のような補強として使いやすいです。
短距離選手にチューブトレーニングがおすすめな理由
短距離では、ただ筋力が強いだけでなく、その力を走りの中で使えるかが重要です。
チューブ系のトレーニングは、その点で相性が良いです。
股関節まわりを意識しやすい
短距離では、
- 脚を引き上げる
- 接地後に素早く切り返す
- 脚を前で処理する
といった動きが重要です。
チューブを使うと、こうした股関節まわりの動きを意識しながら補強しやすいです。
走りに近い方向で負荷をかけやすい
ウェイトトレーニングは大きな筋力向上に有効ですが、動きが限定されることもあります。
一方でチューブは、動かしたい方向に対して負荷をかけやすいため、走りの動作に近い補強をしやすいのがメリットです。
自宅や短時間でも取り入れやすい
チューブやゴムバンドは、
- 場所を取りにくい
- 持ち運びしやすい
- 短時間でも行いやすい
といった利点があります。
そのため、
- 練習前後の補強
- オフ日の軽い補強
- 雨の日や自宅トレ
にも使いやすいです。
チューブ・ゴムバンドトレーニングで期待できる効果
短距離選手がチューブトレーニングを取り入れることで、次のような効果が期待できます。
- 脚の引き上げ動作の補強
- 股関節まわりの可動性・安定性向上
- 接地後の切り返し意識づけ
- 体幹や骨盤まわりの安定化
- 動きづくりと補強の橋渡し
特に、フォーム改善と補強を繋げたい選手には相性が良いです。
短距離選手におすすめのチューブトレーニング
ここからは、短距離選手におすすめの代表的な種目を紹介します。
腿上げ系ドリル(チューブ負荷あり)
脚を引き上げる動きを、チューブで負荷をかけながら行う種目です。
例
その場腿上げ、片脚腿上げ、2ステップ腿上げなど
狙い
- 腸腰筋まわりの強化
- 脚を上げる可動域の意識づけ
- 腿上げ動作の補強
ポイント
- 反動で上げない
- 骨盤が後傾しすぎないようにする
- 高く上げることより、狙った位置に引き上げる意識を持つ
脚が上がりにくい選手や、前に脚を運ぶ感覚が弱い選手に向いています。
走りの動作に繋げるならスピードバンドがおすすめです。
【短距離】NISHI スピードバンドは使える?使い方・効果・おすすめメニューを解説
臀部の補強(ゴムバンドなど)
例
サイドウォーク、ヒップエクステンション、スクワットなど
狙い
- 中臀筋まわりの強化
- 体幹部の固定の意識付け
- 接地時のブレ抑制
ポイント
- 膝が内側に入らないようにする
- 骨盤が左右に大きくブレないようにする
- 小さめの歩幅で丁寧に行う
走りの中で接地がブレやすい選手や、接地時に潰れやすい選手におすすめです。
上半身補強(長めのチューブなど)
例
プルダウン、フロントレイズ、アームカールなど
狙い
- 筋力の向上
- 自重に慣れた人の負荷追加
ポイント
- 反動で回数を稼がない
- 可動域を確保して大きな動きで行う
チューブトレーニングを行う時の注意点
便利な補強ですが、使い方には注意も必要です。
強すぎる負荷でやらない
チューブは強度を上げすぎると、動きが不自然になったり小さな動作になりやすいです。
特に短距離選手の場合は重さよりも動きの質が重要です。
最初は、自然なフォームを保てる範囲で行うのがおすすめです。
形だけで終わらせない
チューブ補強は、やった感が出やすい一方で、走りに繋がらないまま終わることもあります。
そのため、
- 何を改善したいのか
- どの動きに繋げたいのか
を明確にして取り入れることが大切です。
補強だけで満足しない
チューブトレーニングはあくまで補助です。
補強だけで速くなるわけではなく、
最終的には
- ドリル
- 流し
- ダッシュ
- 実際の練習
に繋げていく必要があります。
動きづくりと走りの関係性を解説☟
【スプリンター向け】動きづくりが走りに繋がらない原因と改善策
こんな選手におすすめ
チューブ・ゴムバンドトレーニングは、特に次のような選手におすすめです。
- 脚が上がりにくい選手
- 股関節まわりの動きが硬い選手
- 接地後の切り返しが遅い選手
- フォーム改善と補強を繋げたい選手
- 自宅でもできる補強を探している選手
まとめ
今回は、短距離選手向けのチューブ・ゴムバンドトレーニングについて解説しました。
チューブ系の補強は、
- 股関節まわりの強化
- 脚の引き上げや切り返し動作の意識づけ
- 動きづくりと補強の橋渡し
といった点で、短距離選手に非常に使いやすい方法です。
ただし大切なのは、何を改善したいのかを明確にして使うことです。
自分の課題に合った種目を選びながら、走りに繋がる形で取り入れてみてください。
走りに繋がる動きづくりは以下の記事で解説☟
【スプリントドリル】脚が上がらない人必見!脚が勝手に上がるトレーニング|2ステップ腿上げ


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