スプリントのトップスピードを伸ばしたいなら、オーバースピードトレーニングは非常に有効です。
ただし、やり方を間違えると「フォーム崩れ」や「ケガ」のリスクもあります。
この記事では、安全に効果を出すためのポイントと、オーバースピードに適したチューブを解説します。
オーバースピードトレーニングとは?
オーバースピードトレーニングとは、自分の最大スピード以上の動きを体験させることで、神経系に速い動きを覚えさせるトレーニングです。
- ピッチ(回転数)の向上
- 接地時間の短縮
- トップスピードの引き上げ
短距離では「最高速度の底上げ」に直結します。
400m選手向けの最大スピードの考え方はこちらで解説☟
【400m】400m選手に100mの速さは必要?タイムの関係と最大スピードの考え方を解説
チューブを使うメリット
オーバースピードは下り坂でもできますが、チューブを使う方が実用的です。
- 平地で再現できる
- 負荷をコントロールできる
- フォームを維持しやすい
- 下り坂と比較して安全に行える
特にハーネス型は、チューブがズレにくいため安定した負荷をかけられるのが特徴です。
通常のチューブとの違い
チューブは種類によって目的が大きく異なります。
- 通常チューブ → 抵抗をかける(筋力強化)
- オーバースピード用 → 牽引する(スピード強化)
目的が真逆なので、用途に合ったものを選びましょう。
おすすめのトレーニングチューブまとめはこちら☟
【短距離】おすすめのトレーニングチューブ・ゴムバンドまとめ|用途別に選び方を解説
効果を出すやり方(ここで差がつく)
オーバースピードは「やり方」で効果が大きく変わります。
- 距離:50〜80m程度
- 本数:3〜5本
- 強度:しっかりスピード感、キレを出せる出力
本数はやりすぎるとフォームが崩れるので、「質重視」で行うのがポイントです。
NG例
- 距離:100~120m
⇒長すぎてトップスピードを保てない - 本数:10~20本
⇒疲労でスピードやキレが出せず、こなすだけになる - 強度:張力が強すぎる(引っ張りすぎ)
⇒腰が反ってフォームが乱れる
こんな人におすすめ
- トップスピードを伸ばしたい人
- ピッチを改善したい人
100m/200mの選手だけでなく400mの選手にも効果あり
*トップスピード強化のための普段のトレーニングとしてだけでなく試合前のスピード刺激入れとしても効果が期待できます。
注意する点
- 普段以上にスピードが出るためケガのリスクあり
⇒入念なウォーミングアップが必須 - チューブ張力に負けてフォームが乱れる
⇒自分のレベルに合わせて強度を調整
選び方のポイント(購入前にここを見る)
迷ったら以下を満たすものを選べばOKです。
- 専用商品であること
⇒通常のトレーニングチューブなどで代用すると走行中にちぎれる可能性があり危険 - ハーネス型(腰固定)
⇒フォームが崩れにくい - 適度な張力
⇒強すぎは逆効果 - 2人使用前提の設計
⇒実用性が高い
おすすめ商品
ニシ・スポーツ(NISHI) ダブルマンオーバースピード
- 腰固定でフォーム安定
- パートナーと実施可能
- 専用道具のためチューブの強度が十分
*2人とも腰固定して牽引する側も走ることでチューブ張力が長く保てる
⇒トップスピード維持にも効果が期待できる
まとめ
オーバースピードトレーニングは、スプリント能力を引き上げる強力な手段です。
ただし、負荷設定とフォーム管理ができていないと逆効果になることもあります。
本気でスピードを伸ばしたいなら、専用チューブを使って正しく取り入れるのがおすすめです。
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