短距離だけでなく、跳躍・投擲選手まで取り入れるほどオーソドックスで効果が高いのが バウンディング です。
しかし、実際にやってみると…
- 空中でバタついてしまう
- バネ感が出ない
- 形がバラバラになる
という悩みを抱える選手は多いと思います。
今回はバウンディング初心者の方に向けてステップアップで基本の動きを習得する方法を解説します。
バウンディングの目的
接地反発を効率よく推進力に変える練習
- ストライド向上
- 地面を押す力の強化
- 股関節の可動を大きく使う
- 加速〜中盤のスピード維持に直結
400mでも役立つ “脚づくり” ができます。
バウンディングの練習ステップ(動画あり)
Step0|正しいイメージを持つ
YouTubeでトップ選手や指導者の動きを視覚的に理解
(フォームの「最終形」のイメージを明確に持つことが重要)
Step1|片脚で接地感覚の習得
その場⇒少し進みながら片脚で交互に弾む
- 重心を捉える接地感覚
- 片脚でポンポン弾む感覚
これらが掴めるまで焦らずに。
最初は 距離ではなく形
※10~20mくらいで狭めの歩幅で行う
Step2|ギャロップ走で地面を蹴る感覚づくり
マークは無し、スピードゆっくりでOK
- 斜め下(後ろ)方向に地面を蹴る感覚
- 前脚は地面と平行になるくらいの高さまで上げる
⇒バウンディングの力の加え方と空中動作の感覚を覚える
Step3|マークを置いてミニバウンディング
①ミニハードル or マーカーを3~4足長で並べてバウンディングを行う
- 地面は蹴りすぎず体の軸を作り弾む
- 前脚はしっかり上げる
高さや距離ではなく「跳び方」を学習
②ある程度フォームが固まったら切り替え速度を意識する
”遊脚の素早い入れ替え”を覚える
弾んだ瞬間に
後ろ脚→前脚にスッと入れ替える
→ 滞空が生まれ、距離が出始める段階
ミニハードルがあると高さを意識しやすい
動画で使用したミニハードルはこちらの記事で紹介しています☟
【短距離】ドリルや動きづくりに最適|スプリンター必携「ミニハードル」の効果と使い方
Step4|徐々に距離を伸ばす
ミニが安定したら足長を伸ばす
→ でも常にフォーム重視
よくあるNG動作
| 悪い例 | なぜダメ? | 修正ポイント |
| 膝下を 振り回す | 正しいポジションで接地できない | 接地は臀部で受け止め股関節主導で押す |
| 上方向に 跳びすぎ | 推進力が前に伝わらない | 頭の位置や目線で高さを意識地面に力を加える向きをやや後方へ |
| 接地が長い | スプリントへ活かせない | 接地の瞬間から押して離地を準備 |
バウンディング練習のステップを動画でも解説☟
応用編:スピードバウンディング
とにかく「速く」「大きく」「短く」
- 上に跳びすぎない
- 高速で脚入れ替え
- 水平成分多め
→ 実戦スプリントに近い動き
まとめ
- バウンディングは反発と推進力を鍛える王道補強
- まずは 形とタイミング
- 上達したら 距離&スピード を加える
ぜひ日々の練習に取り入れて
走りの基礎パワーを底上げしましょう


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