【中高生向け】短距離選手の紫外線対策|夏でもパフォーマンスを落とさない管理術

身体ケア

夏のトラックは想像以上に紫外線が強くなります。

  • 練習後に顔や首がヒリヒリする  
  • 日焼け後に強い疲労感が出る  
  • まぶしさで目が疲れる  
  • レース後に頭痛やだるさが出る  

短距離種目は一瞬の勝負ですが、炎天下での待機時間やウォームアップ時間は長く、紫外線の影響を受けやすい環境です。

特に400mは1レースあたりの待機時間も長いため、皮膚だけでなく目への負担も無視できません。

紫外線対策は「美容」ではなく、パフォーマンス管理の一部です。

結論

  • 日焼け止めの活用(SPF50+、汗に強いタイプ)
  • 1~2時間ごとの塗りなおし
  • 帽子やサングラスの活用で目も保護

これだけで紫外線による消耗は大きく減らせます。

なぜ短距離選手に紫外線対策が必要なのか

紫外線を大量に浴びると、体内では炎症反応が起こります。

  • 皮膚のダメージ  
  • 体力消耗  
  • 回復の遅れ  

さらに見落とされがちなのが「目」への影響です。

紫外線がパフォーマンスに与える影響

① 皮膚ダメージによる疲労増加

日焼けは軽い火傷と同じ状態です。身体は修復にエネルギーを使います。

その結果、回復が遅れ、夏場の練習効率が落ちやすくなります。

② 体温上昇の助長

紫外線そのものが体温を上げるわけではありません。

体温上昇の主因は日射(特に赤外線)と運動による代謝熱です。

しかし、紫外線は皮膚に炎症反応を引き起こし皮膚表面の熱感の原因となります。また皮膚のバリア機能が低下し、乾燥しやすい状態になります。

このような皮膚表面のダメージも日々のパフォーマンスに影響する可能性があります。

体内の水分管理も重要です。水分補給について解説した記事はこちら☟
400mの水分補給完全ガイド|脱水によるパフォーマンス低下を防ぐ具体策【中高生向け】

③ 目へのダメージと集中力低下

強い紫外線は目の表面(角膜)に炎症を起こすことがあり、いわゆる「紫外線角膜炎」の原因にもなります。

  • まぶしさによるストレス  
  • ピント調整の疲労  
  • 目の充血や乾燥  
  • 軽い頭痛  

試合ではスタート前から疲労してしまったり、練習後半の集中力低下も考えられます。

特にトラック競技は照り返しが強く、下からの反射光も加わります。

「ぼんやりと集中できない」は、目の疲労が原因かもしれません。

短距離選手の具体的な紫外線対策

① 日焼け止めは「汗に強いタイプ」

  • SPF50+  
  • PA+++以上  
  • ウォータープルーフタイプ  

練習前に塗ることが基本です。皮膚が露出する部分全体に塗りましょう。

② 1〜2時間ごとに塗り直す

大量に汗をかく競技では、1回塗っただけでは不十分で運動中に日焼け止めが流れてしまいます。

こまめな塗り直しが必要です。

③ 目を守る工夫

  • ウォームアップ時はキャップを活用  
  • サングラスを活用(UVカット機能付き)  
  • 休憩場所は直射日光を避ける位置取り  

紫外線からの目の保護は大きな差になります。

よくある誤解|曇りの日は対策しなくていい?

よくある誤解として、「今日は曇りだから日焼け止めはいらない」と言う人がいます。

夏は曇りの日でも紫外線が強い日が続きます。
紫外線(特にUV-A)は雲を通過するのです。

大切なのは紫外線指数が高くないかです。

一般的な天気予報アプリやネット検索で確認することができます。

夏は管理力が大切

紫外線対策と水分管理はセット

体温上昇の主因は日射(特に赤外線)と運動による代謝熱です。

紫外線対策による疲労の要因の低減と水分管理によるパフォーマンスの維持が夏場の総合的なコンディション管理のキーワードです。

紫外線対策、水分管理、暑熱対策は合わせて考えることが重要です。

夏の管理力が差を生む

夏は「練習量」だけでなく「管理力」が問われる季節です。

  • 水分補給
  • 暑熱順化
  • 練習設計
  • 紫外線対策(皮膚+目)

これらはすべて繋がっています。

400m選手向け夏の効果的な練習設計はこちらの記事で解説☟
【400m特化】夏の練習設計|暑さに負けず強くなるための考え方

まとめ

  • 紫外線は疲労増加や集中力低下につながる 
  • 皮膚だけでなく目にも影響する
  • 対策はパフォーマンス管理の一部  

夏に強い選手は、走る以外の部分も管理できています。

紫外線対策も、その一つです。

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