スプリンターは、練習のメインメニュー以外で動きづくりやドリルを行うことが多いと思います。本ブログでも動きづくりについて何度か紹介してきました。
毎日しっかり動きづくりをやっているのに、
「タイムも走りもほとんど変わらない」
そんな悩みはありませんか?
それは努力不足ではなく「やり方のズレ」が
原因かもしれません。
今回は動きづくりを行なっているのに早くならない理由と改善策を解説します。
動きづくりで早くならない理由
結論:
- 走りの課題と動きづくりのズレ
- 総練習におけるボリューム不適
- 動きづくりのフォームが悪い
このような状態が考えられます。
以下で詳しく解説します↓
動きづくりで早くならない理由の具体例
︎走りの課題と動きづくりのズレ
例
≪走りの課題≫
ストライドが狭くちょこちょこ走り
≪選んだ動きづくり≫
片脚腿上げ、2ステップ腿上げ
→一見、脚の引き上げの可動域が増えそう
≪実際の効果≫
- 狭い歩幅で脚の切返しを速くする 効果大
- 大きい動きの可動域を広くする 効果小
課題にしていたストライド(=1歩の距離)への寄与度は低い
⇒課題をクリアするために最適な動きづくりの種目が選べていない
総練習におけるボリューム不適
例
「ミニハードルを使った腿上げで
走りのフォームを矯正したい」
2時間×週5回の練習で、
週1回 ミニハードル腿上げを5本だけ
⇒頻度が少なく、動きが作り込めない
※逆に動きづくりばかりやり過ぎても動きづくりは上達するが走りに繋がらない
︎動きづくりのフォームが悪い
例
大きな動きに囚われ過ぎて、
- 軸がブレる
- 膝が曲がる
- 接地が雑
のように基本の動きが疎かになる
⇒この状態では走りに繋がりにくい
改善策
課題に合った動きづくり種目の選定
自分の走りの問題分析と動きづくり種目の情報整理が重要
詳細は別記事で解説します
ボリュームの最適化
動きづくり=動き込み
反復して狙いの動作を身体に学習させる
その上でスプリント練習を行い、学習した動作をスプリントの中で発揮できるようにする
フォームの評価と洗練
自分の動きが狙い通りか客観的に判断する
(動画撮影、第三者のアドバイス)
基本動作+専門動作で両立できる動きを目指す
まとめ
動きづくりは”ただこなすだけ”では走りに繋がりにくいです。
「なぜ、どんな種目を、どのようにやるのか」を考えることが、効果を最大化させるキーワードです。

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