短距離初心者はスパイクはいつから履くべき?

コラム

陸上部に入って、ランニングシューズを揃えて、いよいよ練習スタート。
「試合はまだ先だけど、スパイクっていつから履けばいいの?」

そんな疑問を持つ、

  • 陸上部に入りたて
  • スパイク購入のタイミング迷い中
  • 最初の1足を選びたい
    ・・・という初心者の方向けに解説します。

結論:ランニングシューズと同じタイミングで(いつでも)OK

スパイクは

「試合直前まで履いてはいけないもの」ではありません。

ただし、焦って履く必要もありません。

なぜ、いつでもOKなのか?

理由はシンプルで、
始めたての段階では、スパイクを履くだけで技術が大きく向上するわけではないからです。

スパイクを履くと、

  • 反発感や硬さによって脚の回転が上がる
  • グリップ力が高く、接地のロスが減る

といった「道具としての効果」はあります。

しかし、
履いた瞬間に急に速く走れる魔法の道具ではありません。

そのため初心者のうちは、

  • 普段の練習 → ランニングシューズ中心
  • 試合前・感覚慣らし → スパイク

このくらいの位置づけで十分です。

※靴擦れや接地感の確認は必要なので、初めての試合前に1〜2回はスパイクで走っておくと安心
※部活動・指導者の方針がある場合はそれに従いましょう

スパイクを買ったら最初にやること

  • ピンの付け外し方法を確認
  • 使用後の手入れ(泥・砂を落とす)のやり方を確認
  • 実際に履いて、紐を自分の足に合わせて調整

特に紐の締め方でフィット感は大きく変わります。
「ただ履く」だけで終わらせないのがポイントです。

スパイクの種類(初心者が知っておくべき分類)

スパイクは大きく分けてこの2種類。

  • オールウェザー専用
  • オールウェザー/土 兼用

初心者の方は、まずはこの違いだけ覚えておけばOKです。

初心者向けスパイクの選び方

中高生で、走りや筋力がまだ成熟していないうちは、

  • プレートが柔らかめ
  • 屈曲性がある
  • 足への負担が少ない

こうしたモデルがおすすめ。

 オールウェザー/土 兼用モデルは

初心者にとって扱いやすく、練習でも使いやすいです。

おすすめのスパイク購入ステップ

*練習環境に土グラウンドがある想定です

① まずは土でも使える兼用タイプを購入
② 半年〜1年ほどで競技力が上がってきたらオールウェザー専用モデルを検討
③ 普段の練習は土用、試合はオールウェザー用と使い分け

※土グラウンドでは砂や泥がピン内部に入りやすく、長期間使うとピン交換ができなくなることもあるので注意

短距離初心者の最初の1足におすすめ

普段の練習と試合の両方で使うなら

1)ASICS HEAT FLAT(ヒートフラット)

  • スプリント向けのプレート形状
  • やや厚めのクッションで安定性◎

2)ASICS HEAT SPRINT(ヒートスプリント)

  • スプリント向けのプレート形状
  • ダイレクトな接地感で蹴りだしの強さを感じやすい

どちらも「初めてのスパイク」にちょうどいいバランスです。

番外編:普段からオールウェザーで練習できる場合

  • ASICS CYBER BLADE(サイバーブレード)
  • ASICS SP BLADE(SPブレード)

オールウェザー専用ですが、屈曲性があり比較的扱いやすいモデルです。
初心者~上級者まで幅広く使用されています。



Q&A(400m選手目線)

Q. ランニングシューズとの使い分けは?

A.強度や目的合わせて使い分け
スピード系・ポイント練習 → スパイク
ペース走・走り込み → ランニングシューズ

Q. 週に何回まで履いていい?

A.やりすぎもやらなさすぎも×
オールウェザーなら週3回以内を目安にすると疲労の蓄積を抑えやすい

Q. 買い替え頻度は?

A.消耗具合を見て適度に買い替えが必要
試合中心の使用なら2〜3年使えることもあります。
使用頻度・消耗具合で大きく変わりますが早いと毎年買い替えが必要になります。

まとめ

スパイクは

「早く履くほど良い」わけでも、

「ギリギリまで履かない方がいい」わけでもありません。

初心者のうちは、

  • まずは走りに慣れる
  • 身の丈に合ったスパイクを選ぶ
  • 少しずつ使い分ける

これが最適解です。

最初の1足は、背伸びしすぎず、扱いやすさ重視で。

まずは“慣れること”を大切にしていきましょう。

ランニングシューズの選び方はこちらの記事で解説!
【短距離選手向け】シューズ選びの考え方

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